私たちが普段目にする屋根には、さまざまな種類があります。
それぞれ個性があるため、屋根をリフォームしようと思っても選びきれない方も多いかもしれませんね。
今回は代表的な屋根の形状を、屋根の形状を変えてリフォームする際の注意点と併せてご紹介します。
屋根のリフォームを検討している方はぜひこの記事を読んで参考にしてみてください。

代表的な屋根の形状の特徴について

日本の住宅で代表的な屋根形状はいくつかあります。
それぞれの屋根の特徴を見ておきましょう。

切妻屋根

日本の多くの家屋で切妻屋根が採用されています。
この屋根の特徴は、屋根の最頂部から2方向に傾斜がついており、への字のような形をしていることです。
シンプルな見た目ですが、雨漏りしにくいため、日本家屋で多く採用されており、人気の屋根の形状です。

片流れ屋根

大きな平面が一方通行に傾いている屋根です。
デザイン性に優れており、モダンな住宅では多くの方に好まれる傾向があります。
ただし、生活における実用性には注意が必要です。
屋根に勾配をつける必要があるため、アンテナ工事や屋根下スペースの確保ができないなどの問題が生じます。

招き屋根

招き屋根とは、切妻屋根の一方の屋根面を長くして、もう片方の屋根面を短くした屋根のことです。
2つの屋根面が段違いであることも特徴的です。
2面の屋根が段違いで支え合っているため、耐風性や耐久性に優れています。
日本は頻繁に台風が起こるため、安全性に優れている屋根の形状と言えます。

屋根の形状を変更する際の注意点

屋根の形状を変更する際には、注意しなければいけないことがあります。
それは、確認申請の提出です。
確認申請の提出は行政により義務付けられており、屋根のリフォームによって床面積が増える場合に必要です。
また、屋根の最高部分の高さが屋根をリフォームする前よりも高くなる場合にも、確認申請の提出が必要とされます。

確認申請は費用がかかるだけでなく、作成するまでに数ヶ月間という時間を要します。
そのため、できるだけ既存の住宅の高さの範囲内で屋根をリフォームすることをおすすめします。
まずは、確認申請が必要な工事かどうか業者に問い合わせてみてください。

まとめ

日本の代表的な形状の屋根について、その特徴と一緒にご紹介しました。
お客様の状況に合った屋根の種類を、本記事を参考に選んでみてください。
また屋根をリフォームする際には、確認申請が必要かどうかを必ず確かめておきましょう。
当社では、お客様のニーズに合わせた屋根の形状をご提案しています。
屋根に関するお困りごとがあれば、お気軽にご相談ください。

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