屋根から瓦が落ちれば、通行中の方の頭に当たるような事故につながることがあります。
そうならないためには、定期的な屋根の点検・修理が必須です。
今回は屋根修理が必要な瓦屋根の状態とメンテナンスの必要性について解説していきます。
屋根修理を検討されている方は必見です。

屋根修理が必要な瓦屋根の状態について

屋根修理が必要な瓦屋根の状態はさまざまです。
それぞれの状態に合わせて修理をしていきましょう。

瓦の割れやズレが発生している

台風の影響で発生した飛来物による物の破損や、歩行による踏み割れなどが原因で瓦が割れます。
瓦の割れに対しては、新しい瓦を差し替えて固定することで補修が完了します。

また、瓦のズレが発生してしまう原因は、強風や瓦を引っ掛けるための材料の腐敗などが原因にあります。
広範囲で瓦が下へズレている場合は、下地材の劣化を疑いましょう。
新しい防水シートや新しい釘等で補強することをおすすめします。

防水シートが劣化している

防水シートが劣化することにより、亀裂や穴開きが発生します。
これを放置すると、雨漏りにつながります。
補修方法としては、部分的に補修が必要であれば、防水シートを重ね張りしましょう。
もし、全体的に補修が必要であれば、葺き替えや葺き直しを検討してみてもいいかもしれません。

屋根瓦に古い工法が採用されている

築20年以上の日本瓦屋根棟は古い工法で施工されている可能性があります。
建物のメンテナンスのついでに、耐風・耐震性のあるガイドライン工法を基準に葺き直すことをおすすめします。
ガイドライン工法にすることで、屋根や住宅の強度が上がり、災害時に備えられます。

瓦屋根のメンテナンス時期について

屋根瓦の耐用年数は60年といわれています。
他の屋根材と比較して、瓦屋根は耐久性に優れています。
ただ、耐久性が優れているからといって定期的なメンテナンスを怠ってはいけません。

例えば、10年後には、経年劣化で漆喰が崩れている場合もあったり、20年後には、瓦のズレが発生したりする場合があります。
瓦屋根の状態を見極めながら、定期的にメンテナンスをしていきましょう。

まとめ

屋根修理が必要な瓦屋根の状態や修理方法についてご紹介しました。
当社では、昔ながらの瓦屋根を最新の瓦に葺き替える工事だけでなく、屋根のカバー工法など屋根に関するさまざまなサービスを提供しています。
屋根に関するお困りごとがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

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