2022.11.22
セメント瓦葺き替え工事にかかる費用は？メリットとデメリットもご紹介！
2022.11.２２(火曜) 更新
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セメント瓦とは、セメントを成型して作られる屋根瓦です。
住宅のセメント瓦の屋根が傷んでいたり劣化していたりする際には、葺き替え工事を依頼した方が良いです。
今回は、セメント瓦葺き替え工事について、費用相場やメリット、デメリットをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□セメント瓦葺き替え工事について
屋根の劣化は、紫外線や雨風等によって進行しますが、この劣化を放置しておくことは、住宅の耐久性低下や雨漏りの原因になるため、非常に危険です。
セメント瓦を屋根材に使用している場合には、劣化が進むと再塗装か葺き替えが一般的に行われます。
本稿では、葺き替えを中心にご説明していきます。
セメント瓦の葺き替え工事では、まず足場を設置します。
その後、既存のセメント瓦を撤去していき、必要に応じた下地処理を行います。
アスベストを含むセメント瓦が使用されていた場合は、自治体の規約に応じて飛散を抑えつつ作業します。
下地が完成したら、新たな屋根材を葺き替えします。
葺き替えの際に採用される屋根材としては、ガルバリウム鋼板が主流です。
下地の追加と葺き替えのみを行う場合は約1週間程で工事が完了します。
基礎部分の補修が必要な場合は、もう少し期間が延びるでしょう。
葺き替え工事にかかる費用の相場は、30坪程度の住宅で180万円から300万円です。
□セメント瓦葺き替え工事のメリットとデメリットについて
続いて、劣化しているセメント瓦を葺き替えするメリットとデメリットをご紹介します。
＊メリット
セメント瓦を葺き替える主なメリットは、屋根の下地材も合わせて補修できる点です。
屋根の下地材まで劣化が進んでいるケースは少なくありません。
屋根の下地材も合わせて補修することで、より屋根を良い状態に保てます。
劣化した瓦を交換するときは、より性能が高く軽量なガルバリウム鋼板などの屋根材に変更するのが一般的です。
また、断熱効果や遮熱効果のある機能性の高い屋根材を選べば、より屋内が快適になります。
＊デメリット
メリットがある一方でデメリットもあります。
葺き替えの主なデメリットは、塗装より費用が高額になる点です。
葺き替えの場合、既存の屋根材の撤去費用や、新しい屋根材の施工費用などがかかり、塗装よりも多くの費用が必要になります。
また、新しい屋根材もセメント瓦にしたい場合、現在セメント瓦は生産量が減り入手が困難になっているため、手間やお金がかかる可能性が高いです。
予算が厳しい場合は、再塗装を検討したり、屋根材を見直したりする必要があります。
□まとめ
本記事では、セメント瓦葺き替え工事の費用相場やメリット、デメリットをご紹介しました。
本稿が皆さんのお役に立てれば幸いです。
屋根の修理をお考えの方は、お気軽に当社までお問い合わせください。
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