こんにちは。日本いぶし瓦です。

台風15号の被害は未だ収束せず、生活もままならない方が多くいらっしゃることに心を痛めております。被害に遭われました方には心よりお見舞い申し上げます。

そんな中、応急処置で高額な代金を請求したり、「市の要請で無料で修理をします」という電話がかかってくるという事例が相次いでいるとのこと。

　■ 台風被害の千葉県 屋根の修理かたった不審電話相次ぐ　(NHK)
　■ 屋根の応急処置で高額請求 台風被害便乗の悪徳商法に注意　(NHK)

昨年の台風21号での経験上、このような災害時に屋根屋から「修理しますよ」とお声掛けすることは絶対に無理だと思います。なぜなら膨大な数の修理依頼があり、そのご対応ですら手が足りない状況になるのです。ですので、知らない業者から突然電話がかかってきたらまず疑って下さい。怪しいなと思ったら消費生活センターへ連絡をしましょう。

　■ 消費者ホットライン　(国民生活センター)

また、そういうことをする者は業者ではなく素人である可能性もあります。正しい方法で養生をしないとさらに雨漏りを引き起こす可能性もあります。私たちは昨年の台風の反省を元に、被害箇所の応急処置方法のガイドラインを作成し、お取引先様や協力業者様に共有しました。こちらにも掲載しますので参考にして下さい。

ただし、慣れていない方が屋根に上ることは大変危険です。絶対にやめて下さい。千葉で屋根などから転落する事故が相次いでおり、現在わかっているだけでも3人が亡くなり100人以上の方がケガをしています。

　■ 千葉の家屋修理で転落、死亡3人けがも101人、停電なお3万戸　(共同通信社)

屋根の上は慣れた職人さんでも危ない思いをすることが多々あります。それだけ危ないことなのだと知って下さい。そうはいっても雨漏りしているんだ！というお気持ちもわかりますので辛いのですが…命を守りたいです。

【台風 応急処置ガイドライン】

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お手伝いに行きたい気持ちは山々ですが弊社にその余裕がなく、ニュースで破損したお家を見るたびにもどかしい思いをしています。このような形ではありますが、岐阜からも応援しています。

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