岐阜の屋根を守り続けて100年以上
岐阜市の屋根修理・雨漏り専門店　日本いぶし瓦です。

「外壁に雨染みがある」「屋根の不具合を指摘された」
そんな時、目に見えない場所で深刻なトラブルが進行しているかもしれません。

今回は、実際のご相談「谷樋（たにどい）の穴」と「隅棟のズレ」の事例から、放置のリスクや点検・修理で気を付けたいポイントを解説します。

 

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谷樋ってどこ？穴が空くとどうなる？

屋根には「谷樋」と呼ばれる、屋根と屋根が合わさった部分に設置された金属板があります。ここは雨水が集中して流れるため、劣化しやすく穴が空くと雨漏りの原因になります。

今回事例をご紹介するＳ様は、別の業者に外壁のシミについて相談したところ、谷樋に穴が開いていると指摘され日本いぶしにご相談くださいました。

💡特に注意すべきポイント

• 築年数が経過しているお宅では、銅製の谷樋が使われていることが多く、雨や酸性雨で穴が空くことがある
• 室内まで雨が漏れなくても、軒天（のきてん）が割れたり腐ったりする

こちらのS様宅も、室内への雨漏りはなかったものの、軒天の剥がれが…

 

谷樋の穴が見つかると、「そこだけ直せば大丈夫」と思いがちですが、実はそうとも限りません。

実際に今回のS様宅でも、谷樋の修理をご依頼いただいたものの、屋根全体を点検すると隅棟（すみむね）と呼ばれる屋根の角の部分に大きなズレが見つかりました。

瓦のズレを放置すると、瓦の落下事故につながる危険性があります。
S様宅では、実際に

• 瓦が固定されていない
• コーキングだけで支えられていた

という状態で、「いつ落ちてもおかしくない」状況でした。

しかもご自身では全く気付けない場所。

 

点検は「全体確認」が重要

S様は、最初に他社で「谷樋に穴」と指摘されていました。しかし、当社が全体点検したところ、谷樋以外にも重大なズレが判明。

「谷樋だけじゃなかったんですね…」と驚かれたほど。

点検は一部だけではなく、屋根全体を確認してもらうことが重要です。

 

修理内容とポイント

谷樋→ステンレス製の谷樋に交換
隅棟→ビスでしっかり固定

ビス止めでしっかり固定し、瓦の落下リスクをゼロにしました。

 

屋根は「見えないからこそ」定期点検を

築年数が経過していたり、前回の屋根工事から時間が経っている場合、知らない間に釘が抜けていたり、コーキングが劣化していることも。

「うちは大丈夫かな？」と思ったら、一度プロに見てもらいましょう。

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点検のきっかけ例

• 外壁に雨染みや変色

• 軒天にひび割れ

• 台風や強風後

• 10年以上屋根点検していない

 

まとめ

屋根の異常は放置すると雨漏りや屋根材の落下事故につながるため、気付いた時や豪雨の後などに早めの点検をおすすめします！

「何もなければ安心、もし異常があれば早期発見で安心」。
ご不安な方は、お気軽にご相談ください。

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