岐阜の屋根を守り続けて100年以上
岐阜市の屋根修理・雨漏り専門店　日本いぶし瓦です。

今回は台風で棟瓦が落下してしまったG様邸の修理工事をご紹介します。
近年は大型台風やゲリラ豪雨が増えており、屋根の被害相談が急増しています。特に棟瓦の崩れや落下は、強風被害で最も多い症状のひとつです。

今回の施工事例を通じて、台風被害時の修理方法や注意点を解説します。

ご相談内容

「台風で棟瓦が落ちてしまったので修理をお願いしたい」とのご依頼をいただきました。
棟瓦が外れると屋根の防水性が低下し、雨漏りのリスクが高まります。さらに落下した瓦が周囲に被害を与える危険もあるため、早急な対応が必要です。

施工前の状況

実際に現地を確認。

• 棟瓦が外れ、固定していた銅線も切れている

  

  棟瓦が外れている様子

• 落下した瓦の破片が屋根に散乱

  

  屋根に瓦が散乱

• 壁際の瓦がズレている

壁際の瓦がズレている

施工中の様子

棟部分を丁寧に積み直し、緊結線でしっかり固定しました。
台風被害では特に棟の崩れが多く、再発防止のため強風に耐えられる仕様で施工しています。

施工後の仕上がり

修理後はズレていた瓦も整い、棟の積み直しも完了しました。
見た目が美しくなっただけでなく、台風にも負けない強固な屋根へとよみがえりました。

棟の積み直しが完了

壁際の瓦を補修

工事データ

• 施工箇所：棟部、壁際
• 施工内容：棟補修、瓦納め直し
• 工事費用：約150,000円

※関連ページ：台風で屋根が壊れたら？火災保険を使った修理方法と申請の流れ

台風被害に遭ったらどうするべき？

屋根被害は見えにくいため、被害に気づかず放置してしまう方も少なくありません。
しかし、瓦の落下やズレは雨漏りや倒壊の危険につながるため、早めの点検が重要です。

• 応急処置後も必ず専門業者に点検してもらう

• 火災保険が適用できる場合がある

• 放置すると修理費用が高額化する