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家の耐震性を高める!岐阜市で屋根葺き替えと軽量化リフォームを検討するポイント

家の耐震性を高める!岐阜市で屋根葺き替えと軽量化リフォームを検討するポイント

岐阜の屋根を守り続けて100年以上
岐阜市の屋根修理・雨漏り専門店 日本いぶし瓦です。

大きな地震のたびに「瓦屋根は地震に弱い」といった言葉を耳にすることがあります。テレビやインターネットでも「瓦が重いから倒壊した」という表現を見たことがある方も多いのではないでしょうか。

しかし、これは正しい理解ではありません。実際には、建物が古く、構造的な耐震性が不足していることが倒壊の主な原因なのです。

今回は「瓦屋根と耐震性の関係」「屋根軽量化の効果と限界」、そして岐阜市で屋根葺き替えを検討する際の注意点を詳しくご紹介します。

 

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「瓦屋根は地震に弱い」は本当?倒壊の原因を正しく知る

瓦屋根が弱く見えてしまう理由

地震後の映像では、倒壊した建物に瓦屋根が多く映ります。そのため「瓦=地震に弱い」というイメージが広がりました。ですが、実際には次のような背景があります。

  • 倒壊しているのは築年数が古い住宅が多い
  • 古い住宅は瓦屋根が主流だった
  • 倒壊していなくても、瓦が落ちた様子が目立ちやすい

 つまり「瓦屋根が地震に弱い」のではなく、「古い建物そのものが耐震性不足」というのが実情です。

旧耐震基準とは?

旧耐震基準とは、1981年(昭和56年)5月31日以前の建築基準法に基づいて建てられた建物のことを指します。この基準では「震度5強程度の地震で倒壊しないこと」が求められていました。
一方、新耐震基準(1981年6月1日以降)では「震度6強~7程度の地震でも倒壊・崩壊しないこと」が求められており、耐震性能が大幅に向上しています。
ご自宅が1981年以前に建てられている場合は、耐震診断を受けることを強くおすすめします。

 

屋根の軽量化は耐震性を高めるのか?

減震効果はある

土葺き瓦屋根の重量はおよそ70kg/㎡。これをガルバリウム鋼板やスレートに葺き替えると、重量を半分以下に抑えることも可能です。その結果、建物の重心が下がり、地震の揺れが小さくなる=「減震効果」が期待できます。

限界もある

屋根を軽くすることで揺れは小さくなりますが、それだけで「耐震性が十分になる」とは言えません。耐力壁の配置、柱や基礎の強度、接合部の補強など、建物全体を見直さなければ倒壊リスクは残ります。

 

岐阜市で人気の軽量屋根材

屋根の葺き替えでは、どの屋根材を選ぶかによって見た目も性能も大きく変わります。岐阜市でよく採用される屋根材をご紹介します。

  • ガルバリウム鋼板
    非常に軽量で耐久性も高い。赤サビが出にくく、金属屋根の中ではメンテナンス性が優れています。モダンなデザインとの相性◎
  • スレート
    比較的安価で施工しやすく、カラーバリエーションも豊富。ただしメンテナンスの時期が早めに来るため、計画的な点検が必要です。
  • 軽量瓦
    従来の瓦より大幅に軽く、見た目はそのまま。和風住宅の雰囲気を保ちながら耐震性を確保できます。洋風の軽量瓦もあります。
  • ROOGA(ルーガ)
    ケイミューが開発した新素材屋根材。セメントと樹脂繊維で作られ、軽量で高耐久。瓦のような高級感を持ちながら、従来瓦より圧倒的に軽いため、近年人気が高まっています。
👉詳しくはこちら:屋根葺き替えの事例

 

瓦屋根で特に注意が必要な部分と対策

瓦屋根の住宅では、建物が倒壊しなくても瓦が落下して雨漏りや二次被害に繋がるケースがあります。特に注意が必要なのは棟部(屋根の頂点)です。

なぜ棟部は注意が必要なのか?
  • 棟部は屋根の最も高い位置にあり、地震の揺れの影響を最も受けやすい場所です。さらに以下の理由から被害が集中しやすくなります。
  • 構造的に不安定: 複数の瓦を積み上げて構成されているため、横揺れに弱い
  • 古い工法の問題: 従来の工法では土やモルタルで固定しているだけで、瓦同士が緊結されていない
  • 重量が集中: 棟部には多くの瓦が使用されており、重量が一箇所に集中している
  • 風の影響も受けやすい: 台風などの強風時にも被害を受けやすい箇所

そのため、地震対策として棟部の補強は非常に効果的です。

有効な補強方法
  • ガイドライン工法
    棟部の瓦をすべて金具やビスで緊結する工法。全日本瓦工事業連盟が推奨する耐震工法で、阪神淡路大震災クラスの揺れにも耐える仕様です。ただし、施工の手間や費用は比較的高めになります。
  • 冠1本伏せ棟工法
    棟部を何段にも瓦で積み上げるのではなく、冠瓦1本と芯材だけで棟を仕上げる工法です。ガイドライン工法より費用を抑えられ、軽量化と耐震性の両立が可能です。
屋根葺き替えと耐震補強の費用目安

屋根工事の費用は屋根材や建物条件によって異なりますが、目安は以下の通りです。

  • 瓦 → ガルバリウム鋼板:150万円~200万円

  • 瓦 → スレート:130万円~170万円

  • 瓦 → 瓦:150万円~250万円

旧耐震基準の住宅であれば、まずは耐震診断を行い、必要に応じて耐震補強工事を進めることが安心につながります。

岐阜市では「木造住宅耐震補強工事費補助金」があり、条件を満たせば最大200万円の補助が受けられます。

まとめ|屋根葺き替えで家の耐震性を高めるには?

  • 「瓦屋根は地震に弱い」は誤解。倒壊原因は建物全体の強度不足
  • 屋根軽量化は「減震効果」があるが、それだけでは安心できない
  • 棟部の補強や防災瓦・ガルバリウム鋼板など、新しい屋根材を選ぶのも有効
  • 本格的な耐震性向上には、耐震診断と建物全体の補強が必要

よくあるご質問

Q1. 瓦屋根はやめた方がいいですか?
→ いいえ。防災瓦や軽量瓦があり、適切な工法で施工すれば地震にも強い屋根になります。

Q2. 屋根を軽くすれば安心ですか?
→ 揺れは小さくなりますが、建物全体の強度が不足していれば倒壊の恐れは残ります。1981年以前に建てられた住宅は、まず耐震診断を受けることをおすすめします。

Q3. 補助金で屋根工事はできますか?
→ 岐阜市では「耐震改修工事」が補助の対象です。屋根軽量化だけでは対象外のことが多いので、建物全体の耐震補強と合わせて計画しましょう。

 

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この記事の監修者

代表取締役 野々村将任

野々村 将任
(ののむら まさと)

日本いぶし瓦株式会社 代表取締役
岐阜県岐阜市出身 / 建築士・雨漏り診断士

2015年に日本いぶし瓦株式会社に入社後、屋根工事の第一線で経験を積み、屋根の総合工事業として幅広い技術と知識を身につける。
建築士・雨漏り診断士の資格を有し、住宅の構造や施工、維持管理に関する理解も深い。

2021年より代表取締役に就任。「屋根を通じ、快適な住空間を提供することで社会に役立つ会社になります」という経営理念のもと、現場で培った経験と専門知識を活かし、屋根に関する疑問や不安の解消に役立つ情報を発信している。

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