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【専門店が解説】日本三大瓦の特徴と選び方!三州瓦・石州瓦・淡路瓦の違いを徹底比較 | 屋根のあれこれ

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【専門店が解説】日本三大瓦の特徴と選び方!三州瓦・石州瓦・淡路瓦の違いを徹底比較

日本三大瓦の特徴と選び方

皆様こんにちは!
岐阜の屋根を守り続けて100年以上
岐阜市・本巣市・山県市地域密着の屋根リフォーム・防災・雨漏り専門店 日本いぶし瓦です。

瓦屋根は日本の伝統的な住まいの象徴であり、現代の住宅でも高い人気を誇ります。
「日本三大瓦」と呼ばれる三州瓦・石州瓦・淡路瓦には、それぞれ異なる特徴があることをご存知でしょうか?
この記事では、各産地の瓦の特性や選び方のポイントを詳しく解説します。屋根材選びや瓦屋根のリフォームをご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

 

日本三大瓦とは?産地による特徴の違い

日本の瓦は主に産地によって分類され、中でも長い歴史と確かな品質を持つ三大産地があります。
それが

  • 三州瓦
  • 石州瓦
  • 淡路瓦

です。これらは日本三大瓦と呼ばれ、それぞれ地域の気候風土や原料の特性を活かした独自の製法と特徴を持っています。

また、瓦は大きく分けて「いぶし瓦」と「陶器瓦(釉薬瓦)」に分類されます。いぶし瓦は炭素を吸着させて黒色に仕上げたもので、陶器瓦は表面に釉薬をかけて様々な色や質感を表現したものです。三大瓦はそれぞれこの両方のタイプを生産していますが、産地によって得意とする種類が異なります。

 

 

三州瓦の特徴と魅力

  • 産地:愛知県西三河地方(碧南市、高浜市など)
  • 歴史:300年以上の歴史を持ち、現在の生産量は日本一
  • 主な種類:いぶし瓦、陶器瓦(多彩な色・形状)
三州瓦の特徴

三州瓦の最大の特徴は、その豊富な種類とデザイン性の高さです。伝統的な和風住宅から現代的な洋風住宅まで、あらゆる建築様式に対応できる多様なラインナップを誇ります。

製造過程では約1,100℃の高温で焼成されるため、高い強度と防水性、優れた耐火性能を持っています。特に、釉薬を使わない「いぶし瓦」は、表面の炭素層が雨水の浸透を防ぎ、長期間にわたって高い防水性を維持します。

しかし、三州瓦は他の産地と比べると耐寒性がやや低いとされ、厳しい寒冷地では凍害(凍結による割れ)のリスクがあります。そのため、主に西日本から関東地方での使用に適しています。

こんな方におすすめ

✅デザイン性を重視したい方
✅防火性能を特に重視する方
✅温暖な地域にお住まいの方

 

石州瓦の特徴と魅力

  • 産地:島根県石見地方(江津市、浜田市、大田市、益田市など)
  • 歴史:400年以上の歴史があり、日本海側の厳しい気候に対応
  • 主な種類:陶器瓦(茶褐色が特徴的)
石州瓦の特徴

石州瓦は、日本海側の厳しい風雪に耐えるために開発された瓦で、優れた耐寒性と耐候性が最大の特徴です。製造時には約1,200℃の高温で焼き締められ、非常に硬く緻密な素地となります。

独特の赤褐色や茶色を基調とした色調は、落ち着いた和風の外観を演出し、経年変化による風合いの変化が少ないことも魅力です。また、耐塩害性にも優れているため、海岸沿いの地域でも安心して使用できます。

品質の高さから他の産地の瓦よりもやや高価ではありますが、その分耐久性と機能性では最高レベルを誇り、寒冷地や厳しい気象条件の地域では特に価値を発揮します。

こんな方におすすめ

✅寒冷地や雪の多い地域にお住まいの方
✅海岸沿いなど塩害が心配な地域の方
✅長期的な耐久性を最優先する方

 

淡路瓦の特徴と魅力

  • 産地: 兵庫県淡路島(主に南あわじ市)
  • 歴史: 奈良時代から続く日本最古級の瓦産地
  • 主な種類: いぶし瓦(生産量日本一)、陶器瓦、窯変瓦
淡路瓦の特徴

淡路瓦の最大の強みは、高品質な「いぶし瓦」の生産にあります。淡路島に産出する「なめ土」と呼ばれる粘土は、いぶし瓦の製造に最適で、これにより深みのある黒色と均一な質感を持ついぶし瓦が作られています。

淡路瓦は約1,000℃で焼成された後、特殊な燻し工程を経ることで表面に炭素を吸着させ、独特の黒い輝きを生み出します。この製法により、優れた防水性と耐久性を実現しています。

また、淡路瓦は遮音性と遮熱性に優れている点も特筆すべき特徴です。夏の暑さや雨音を軽減する効果があり、快適な住環境の実現に貢献します。

こんな方におすすめ

✅伝統的な和風住宅をお考えの方
✅遮音性・断熱性を重視したい方
✅本格的ないぶし瓦の美しさを求める方

 

瓦屋根のメンテナンスと寿命

瓦自体の耐久性は50年以上と言われていますが、漆喰や防水シートなどの付属部材は10〜15年程度で劣化します。定期的なメンテナンスを行うことで、瓦屋根の美しさと機能性を長く保つことができます。

メンテナンスのポイント
  • 2〜3年に一度の定期点検
  • 10年に一度の漆喰の補修
  • 台風や地震後の瓦のズレ・破損チェック
  • 雨樋の清掃と点検

まとめ:地域の気候に合った瓦選びが重要

お住まいの地域の気候条件や建物のデザイン、予算などを総合的に考慮して、最適な瓦を選ぶことが大切です。
瓦屋根は適切に施工・メンテナンスすることで、100年近く使用できる非常に耐久性の高い屋根材です。日本の気候風土に適した伝統的な屋根材として、これからも多くの住宅を守り続けるでしょう。

屋根のリフォームや修理をご検討中の方は、ぜひ当社の専門スタッフにご相談ください。お客様のご要望と住宅の特性に合わせた最適な瓦をご提案いたします。
※当社では無料屋根診断も実施しております。お気軽にお問い合わせください。

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~皆様からのお問い合わせ、心よりお待ちしております~

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