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2018年2月の日本いぶし安全パトロール① オークリッジスーパー編 | 屋根のあれこれ

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2018年2月の日本いぶし安全パトロール① オークリッジスーパー編

こんにちは。日本いぶしの屋根リフォームです!

2月は2件の現場をパトロールして参りました。
服装や現場状況は何も問題がなかったので、今回は工事の内容をご紹介しようと思います。

まずはお取引先様よりご依頼頂いております、カバー工法による屋根リフォームの現場です。
カバー工法とは、既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねて施工する方法で、古い屋根材をおろす手間や処分費用がかかりません。しかしその分重さが増えますし、瓦屋根や下地がボロボロになってしまっている場合はカバー工法での工事ができません。

さて、今回の屋根材はオークリッジスーパーという名前のアスファルトシングル材です。ガラス繊維とアスファルトを重ねてあり、表面には石粒がついています。シート状でとっても薄くて柔らかいので、ドーム形のような屋根にも添わせることが可能。カッターで切ることができホームセンターやAmazonでも手に入るので、DIYに採用される方も多いようです。
アスファルトシングルはアメリカで生まれ、あちらの住宅ではたくさん使われています。このオークリッジスーパーも、アメリカのオーウェンス・コーニングという会社が作っています。

20180207_1.JPG

写真の左側が既存の屋根材。右側が新しく取り付けているオークリッジスーパーのテラコッタブレンドという色です。陰影がつけられているデザインですね。

20180207_2.JPG
1人が接着し、もう1人がコンクリートビス(下地がコンクリートのため。通常は釘。)を打っています。2人がかりならサクサク進む!と思うかもしれませんが、このオークリッジスーパー、半分くらい重ねて貼るので実際に見える部分は縦方向約15cm。15cmっていうと、3,4歳のお子さまの足の大きさと同じくらいしか出ないんです!それを頂上(棟)に向かって少しずつ少しずつ貼っていきます。なかなかに大変な作業です。

アスファルトシングル材の長所はやはりその軽さで、1坪当りが約40kgとなっています。短所は年数が経ってくると接着剤の劣化等で剥がれてしまうことがあります。また、表面に苔が発生する場合があります。
国土交通省の研究機関・国土技術政策総合研究所が作成した『木造住宅の長期使用に向けた屋根、外壁、床下のメンテナンスガイドライン』では、工事から15年くらいを目途に劣化状況により葺き替えまたはカバー工法工事を勧めています。

どの屋根材にもメリット・デメリットはありますので、材質を問わず定期的に点検をしメンテナンスをしてあげることが大切です。

長くなってしまったので2件目はまた後日UPします!
本日もブログをお読み頂きありがとうございました。

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